自分の生きている意味を知る、ために【1】

何に重きを置いているのか、を問うこと

去年の今頃、あたしは不意に自分の生きる道は看護師ではなく、カウンセラーなのではないか、と気づきました。
看護師の仕事は嫌いではないけれど、何だかあたしにはしっくり来ていなかったのです。あたしのやるべきことはもっと他にあるんじゃないかなと、看護師になってからずっと思っていました。年を重ねるごとにその焦燥感は強くなっていって、経験年数は増えるだけ。達成感がない、どうしていいかわからない、とずっと足掻いていました。
去年のちょうど今頃。TLIという講座に参加していたのだけれど、そのときに出された課題図書の1つ、「ザ・ミッション」のワークをやっているうちに、あたしが重きを置いているのは、どうやら精神的なことらしい、と気づいたのです。
人の気持ちに共感出来る、人が悩んでいるときに気づいて声をかける、その人のフォローを適切な人に頼んだり出来る。そういうことを自然にやっていて、何かしら相談をしてもらえる、という状況。その人が輝いていくために、よりよくなるためにどうすればいいか考えたり、そういうことを大切にしていることが自分にとってあまりにも当たり前すぎて気づいていなかった。
自分にとってあまりにも当たり前すぎることは本当は才能なのに、気づいていないとその才能は使いこなせない。それって勿体無いなぁってあたしは思うのです。
自分にとって当たり前だから、重視しない。だけど、それこそがギフト、だったりします。
自分がどういうことを人から頼まれやすいか。自分はどういう価値観を大切にしているのか、自分に問いかけてみる。そうすると、何に重きを置いているか気づけるかもしれません。

大切なことは、

気づくためには、問いかけてみること、がすごく大切です。問いがなければ、探求は始まらないから。
どう生きていたいだろう。どう在りたいだろう。あたしの心は何にドキドキしてわくわくするのか。自分はどういうときに怒ったりするんだろう、理不尽を感じるときはどういうとき?
きっとあなたはあなたなりの答えがあるはず。それをね、大切にしてほしいなって思います。

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