アウトプットについて考える

アウトプットって何だろう

ここ数年ずっとあたしの頭の中にあるもの。それはアウトプットって何だろうってことだった。ここ最近も、多分今も悩んでいる。
セミナーに参加して、インプットしたら、アウトプットしていかないと、って。インプットとアウトプットのバランスって大事だよねって。よく聞いたから。でも、ちょっとアウトプットの意味がよくわからなかった。
意味がよくわからなかった、というと語弊があるかもしれない。

インプットは例えば読書やセミナーなどで自分に新たな知識を入れること、とするとアウトプットはそれを自分の外に出していくということ、なのかなということは勿論感覚としてわかっていた。
ただ、どうしていいのかわからなかったのだ。誰かに話すのもきっとアウトプットなのだけれど。だけど、それはそのまま忘れ去られてしまうような気がして、もやもやしていた。どう話したら効果的なんだろう、なんて小難しいことを考えていた。
話下手なくせに、自己表現や自己主張が苦手なのに、何故かそういうことは難しく考えてしまうのだ。
難しく思い悩んで、結局面倒になって沢山の人が本を読んで、あるいはセミナーで学んで、それをアウトプットしたら、情報で溢れかえってしまうし、別にあたしがやらなくてもいいだろう、みたいな感覚になってしまった。

ネットや本に書かれていたアウトプットとは

わからなければ検索をかけたらいい。色んなブログ、公開されている記事に、そして本に色んなアウトプットの考え方が載っていた。
例えば、本を読んでアウトプットするっていうことのは、本から得た自分なりの気づきや発見を纏めていくこと、考えていくこと、自分にこの知識は必要か不必要か判別していくこと。そして感じたことをどう伝えていくか、がアウトプットになる。
人によってその本から得た知識や気付き、発見は一緒にならない、はず。考え方も千差万別。同じ人なんていないのだから。
と、いうことは。
じゃあ自分も誰かが読んでいた本を読んで、どう感じたのか、どういうことに気づいたのか纏めてもいいのかな、と今更ながらに思ったのだ。
誰かがやるだろう、誰かが良いものをまとめていてくれる。
でも、あたしの思いや気付きは一体誰がまとめてくれるんだろう?

あたしはきっと体系の整ったところに自分の知識を投げ込んで、自分がここまで頑張ったっていうのを、きっと後から見返したいのだろうな、と最近感じている。せっかくやるならしっかりやりたいな、という感覚。
ならば、ちまちまと自分でまとめていくしかないのだ。アウトプットしない限り、思ったこと も自分の中に渦巻いたまま、説明も、文章も上手くならない。ということでこのブログを立ちあげた。小さなことをコツコツ、日々積み重ねていくつもり。

まとめ

アウトプットとは、何かを学んだときに、自分の中で出来た「!(発見)」や「!?(驚き、気付き)」といった自分の思いをまとめ、考え、人に伝えていくこと。
自分の中にある大切なものや軸があるからこそ、他の人にはないものが生まれる。誰でも一緒、と考えず、伝えていくことが大事。

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